介護保険制度や障害者自立支援法など、福祉課題の解決に向け、さまざまなサービスの整備がされています。しかし、少子高齢化の進展、核家族化、深刻な経済不況、さらには虐待や引きこもりなどの課題もあり、福祉をとりまく環境は、ますます複雑・多様化し、公共部門だけでは解決しきれない現状があります。 一方、地域では、住民同士の支え合いや助け合いによって、個人の実情に合わせたきめ細やかな支援が行われています。こういった住民同士の支え合い・助け合いの活動が今後さらに広がり、年齢や障害の有無に関係なく、だれもが住み慣れた地域でいきいきと暮らせるまちを高知市では目指したいと考えています。 この計画は、誰もが安心して暮らせる支え合いのあるまちづくりの実現に向けて、住民同士の支え合い・助け合いといった「共助」の仕組みづくりを支援する計画です。
●地域福祉計画(行政計画) 社会福祉法第107条に基づく計画 市町村が、地域福祉を推進するために、地域の実情に応じて方向性を示し必要とされる施策などを明らかにするもの ・住民同士の支え合い(共助)の仕組みづくりを支援する ・地域福祉に関する住民参加の促進を支援する ・市社会福祉協議会との連携や支援
●地域福祉活動計画(社協計画) 社会福祉協議会が、地域住民やボランティア団体、NPO、社会福祉事業所などとともに、相互に協力して福祉課題の解決に取り組むための計画 ・住民同士の支え合い(共助)の仕組みづくりを支援する ・地域福祉に関する住民参加の促進を支援する ・地区社会福祉協議会との連携や支援 |